めずらしくイヤホンを忘れて家を出てしまい、
私は電車でいろんな考えごとをしたね。
周りの会話、広告、車窓。
そしてそれらに影響されて
自分のことを考えたよ。
渡部かをりです(´⊙ω⊙`)
(考えごとモードで、
語り口がなんだかいつもと違う気がするけど
まあよしとしよう)
34歳
来月、34歳になります
(あ、いつもの口調に戻った!)
(ふざけてすみません)
先日親友と話して思ったけれど、
33歳よりも34歳の方が
いよいよ大人だよなあ、中堅だよなあって
そんな感覚が強いです。
19歳が20歳になった時みたいに
実際は何も変わらないのだろうけど、
その数字の響きに
少しだけ重みを感じ始めるというか。
実はその経験はもう一度味わっていて、
20代後半の時に感じていたんです、
数字の重みを。
大人の新米
20代の重鎮が終わって、
30代という新しい章が始まり。
「大人の新米」という感覚がありました。
しかし34歳。
さらにその時期を終えて、
今度は大人の中堅になりつつあるぞと。
そんな今を迎えようとしています。
これを読んでくださるもっと大人な皆様には、
そんなこと言ってるよ〜〜と思われるかもですが、
きっとありましたよね?この感覚!と
今度ご飯でも食べながら語らいたい。笑
この3年間
30代は私にとって本当に新章でした。
(いや、まだ3年間しか歩んでないけどね!)
(あれ、私の30代こんな感じ?)
29歳で結婚して、バイトをやめて、
何もかも新しい日々が始まって。
それまで持っていたものを手放して、
そしてどんどんと新しいものがやってきた
ここまでの3年間。
あんなに辞めることが怖かったバイトだったけれど、
とりあえずなんとかはなっています。
多分これから先も、
バイトをやっていない
=とりあえずなんとかなっている、
という認識なんだろうな。笑
この仕事に安心なんてものはありません。笑
20代、必死に前だけを見て
20代のうちにやってきたことは
全て自分を信じて選んだことだったけれど、
自分自身には、基本的に自信はなかったです。
……矛盾に聞こえてしまうな!
バンドはかっこいい、
この道を選んだことに間違いはない、
どうにかなる、そんな前向きさは
なぜだかずっとありました。
でも、同時に
自分という個人は
ベーシストを名乗ることも
先生を名乗ることも、
全ておこがましい気がして、
声を大にしてはいえなかった。
私の手にある現実は
バンドをやっているフリーター。
はたから見たらチャランポランなんだろうな、
そりゃあ幼なじみに
「いつまでやるの?」って言われるわな。
悲しい反面、
冷静に受け止めている自分もいました。
でも自分には嘘をついていない、
信じた道を進んでいるという
そんな自信だけはありました。
諦めたもの
この道を選んだから、諦めたものも
たぶんたくさんあります。
とりあえず、
きちんと大学に行って就職した幼なじみとは
生活のレベルが明らかに違って。笑
かたや朝から晩までバイトして、
休みの日にはスタジオとライブの私。
かたや幼なじみは、
何度目かわからない海外旅行。
みんなが眩しすぎて、
ある時からFacebookはあまり見ないように
なってしまった。
旅行は諦めたし、
良いものを知らないようにした。
安いものを食べておいしくないって
思いたくなかったから。
幸せであるために、
ある意味での鎖国をしていました。
残ったもの
そんな日々の中だからこそ
残ったものもたくさんあります。
たくさんバイトをしたから、
年齢層も幅広くいろんな方と働いて。
ずっと飲食店・接客業だったから
お客様もいろんな方を見たし。
いろんな人生があることを
目の当たりにしました。
どう考えても幸せだろうなあって思っていた方から
どうにもならない悩みを聞いたり、
いつもちょっと意地悪だった人が
素直になれなかった理由を知ったり。
そうやって人の奥行きを知っていくうちに、
あまり些細なことでは怒らなくなったかな。
大人だって
頑張って大人をやっているだけで、
みーーんな歳を重ねた子供でもある。
そんなことに気づけました。
そして世間的に見たら
チャランポランな私にも、
対等に接してくれたり、
私だからと仕事を頼んでくれる方がいました。
私の演奏が好きだと言ってもらったり
文章が良いねと言ってもらったり、
人間として好きだと言ってくれる人がいて。
ずっと自信のなかった私にも、
残るものがたくさんあったのです。
先に人の言葉を信じてみる
自分に自信をもつことよりも、
私にとっては
人の言葉を信じることの方が簡単でした。
だから私は、
私が好きな人が言ってくれた言葉を頼りに、
自分はきっとこんなところが
良いところなんだ、と強く思うようにして。
自分が自信をもてないでいたら、
私を信じてくれた人に
もはや申し訳ないじゃないか!
そんな風にも思ったのです。
そして自分に自信をもつ、
というのはいまだに抵抗があるけれど……
自分の良さを
客観的に考えられるようになりました。
受け入れること
さらに、今いただいている仕事を
「仕事」と呼べるようになりました。
好きなことを仕事にしたから、
これをいつから仕事と呼んで良いのか
ずっとわからなかったんです。
これは大きな変化でした。
それで今ですよね。
大きな仕事を成し遂げたり、
経歴として
バシッと書き連ねられるような
何かをしたわけではないですが、
それでもありがたいことに
このお仕事を続けられています。
それだけでも奇跡であり、
本当に感謝です。
人に支えられて、今があります。
応援してくださる方、
仕事を頼んでくださる方、
ともに物作りしてくれる仲間。
そう、ひとりじゃ何もできんのよ!
遅くない
お金も時間もなかったあの頃に
できなかったことを、
少しずつやっています。
髪の毛をきれいに染めてもらうこともそう、
2ヶ月に1回でも
美容院で髪を染めてもらうなんて
20代の頃は難しかった!
バイトもしてたしね
(カツラかぶってでも
金髪にしてた時もあるけど。笑)
見たいものを見て、
買いたいものを買って、
少しだけ美味しいものを
食べられるようになりました。
そう、心の鎖国が終わった!
富豪ではないので
いつも良いものを選ぶことは
難しいけれど、
選択肢に入れることくらいは
できるようになりました。
一度諦めたことを始めるのに、
遅いことはないって
確認しているところです。
今
はたから見たら、
私の生活は
そんなに変わっていないかもしれない。
機材を背負って平日の電車に乗り、
週末にはライブをすることもある。
そんな金髪のバンドマン。
でも心のうちは
あの頃と全く違う。
20代も楽しかったし、
あの20代があったから今がある。
でも、もうあの頃に戻りたいとは
思わないかな。
あ、体は明らかに健康だったけれど。笑
今は、健やかに
渡部かをりとして生きられています。
そんなことを、
電車の移動中に考えていました。
みんながいるから、
今の私があります。
本当にありがとう。
かをりでした( ˊᵕˋ )
追伸:こんな風に物事を考えられるのだから
イヤホン忘れるのも悪くないね!
でも、電車で隣の若いスーツの男性が話していた
「世田谷区」と「新宿区」が隣同士なのか問題は
地味に気になったぞ!
COMMENT
りょーへー
2021/03/10(水)
割と隣の芝は青く見えるもんで。
海外旅行行ったから、高いモノ持ってるから=幸福って訳でもないし。
俺も割と貧乏で(家関係の出費が多くて)、結構切り詰めた生活してるけど、たまに高いい良いもん食ったところで、安い食いもんも美味いし。むしろ、安い材料を美味くすることに全力注ぐ方でw(料理の腕には定評があります)
何つーか、金ある無いとか、そういうことじゃ無いよね。幸福度ってそういうもんでも無いと思う。金があるに越したことないけど。
やりたい事出来てる人が一番幸福だと思う。
Tink..
2021/03/10(水)
じっくり読まさせてもらいました。
自分に置き換えて20代を振り返ってみました。
とにかくがむしゃらでした。
仕事も、趣味も、恋愛も……
34歳?まだまだ若いですよ!笑
やりたいことをやろう!
悔いより生きがい!
自分のために!誰かのために!
渡部かをり
2021/04/05(月)
>リョーヘー氏
うん、幸福って自分以外の人には測れないなって思います。
お金ない中で古着屋で洋服を発掘するのも超好きでしたし!(今もたまに行く!)
料理上手は最高すぎる!プチプラ料理術は、生きる知恵だし技ですね……!
たまに「本当に先のことはわからん人生だな」と思って先を見ることもあるけれど、
やりたいことしかやってない今は、基本的にとても幸せな人生です。
りょーへー氏もやりたいことを少しずつ、一つずつでもやれていますように。。
渡部かをり
2021/04/05(月)
>Tinkさん
これから見る34歳の景色は初めて。
人生ってそう考えるとずっと初めてで。
ずいぶん歩いてきたなあと振り返ることもあります。
でも、うん、やっぱりまだまだ若い!笑
やりたいことをやるという気持ちに振り切って活動し始めて4年かな。
誰かのためにって思ってやっていたことは、
今思うと結局は自分のためだったのだよなあと思ったり。
全力でこれからも走っていきたい!